HONDAから軽EV「N-ONE e:」が発売

車両情報
2025.11.04
HONDAから軽EV「N-ONE e:」が発売

愛らしいフロントデザインが特徴的なN-ONEに電気自動車の「N-ONE e:」が登場します!

「N-ONE e:」の設計にはHondaの基本思想であるパッケージングの「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」という、“人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に”が礎にあります。

乗用車の原点であるN360を継承しながらも電気自動車のエコで力強い走りが実現され、安心感のあるドライブをもたらす静粛性と安全性は、日々の暮らしと移動を支える毎日を活発なものに変える最高の相棒として非常に役立つ機能となっています。

N-ONEの広い室内空間と使い勝手の良さはそのままに、搭載するバッテリーを薄型化することで大人4人がゆとりある座り心地を楽しめる空間が確保されています。

リアシートを倒すことで荷室とつながるフラットな床面を作り出せるダイブダウン機構を採用し、座面を跳ね上げれば高さのある荷物も載せられるようになる広さを作り出せるチップアップ機構も採用されています。

そしてドライバーがもっと自然な姿勢で運転ができるよう、乗車位置は変えずにステアリングを37mmドライバー側に近づけられています。

フロントフード形状も運転席からの視界を広く確保できるよう工夫され、前方車との間隔を掴みやすく、小回りが利い高い操作性を実現しています。

電気自動車はバッテリーを載せるにあたって車高が高く設計されることがあります。

しかし、「N-ONE e:」はN-ONEと変わらない全高となっており、軽ハイトワゴンとしても低めな設計となっています。

これによって立体駐車場でも駐車することができ、空気抵抗が変わらず電費向上が実現されています。

N-VAN e:と同様、充電口をフロントグリル部分に配置されているため、充電しながら乗り降りすることができます。

 

N-ONEをベースとしたデザイン

(画像引用:スタイリング・インテリア|N-ONE e: |軽自動車|Honda公式サイト ボディカラー:チアフルグリーン)

N-ONEのデザインがベースとなって、電気自動車らしいクリーンなイメージを盛り込んだデザインとなっています。

フロントフェンダーやリア周辺のガラスやテールゲート全体が張りのある曲面に仕上げられ、高い質感のある立体感と軽快さを思わせるニュートラルなデザインが飽きのこない、愛用したくなる印象に。

インストルメントパネルの上部を薄くフラットに設計することで、乗員に広々とした室内空間を印象づけると同時に、前方の視界を広く確保し、運転時の安心感と快適性を高めています。

ナビの使用度が低い方向けに、完全なフラットにすることができるディスプレイレス仕様もあります。

スマートフォンとBluetooth®接続によって、ナビがなくても音楽を流すことができます。

フロントグリルには廃棄されたバンパーをリサイクルしたバンパーリサイクル材が、インストルメントパネル上部のベージュ色の装飾には植物由来のバイオ樹脂が、インシュレーターやHonda純正アクセサリーのフロアカーペットには使用済みペットボトルなどをリサイクルした素材が使われています。

ボディカラーは全5色の展開となっています。

・チアフルグリーン

・プラチナホワイト・パール

・ルナシルバー・メタリック

・フィヨルドミスト・パール

・シーベッドブルー・パール

ルナシルバー・メタリック以外のカラーは33,000円(消費税10%抜き 30,000円)の追加料金がかかります。

 

静かな加速と高い走行性能を両立

EVならではの静粛でスムーズな加速と、小回りが利くハンドリング、バッテリーを床下に配置することで生み出される高い走行安定性、電動サーボブレーキによる安心感のある減速特性によって、街乗りを想定した快適なドライビングを実現させています。

Hondaの軽では初めてのシングルペダルコントロールを採用し、アクセルペダルのみで加減速から完全停車まで行える設計となっています。

 

パワーユニットは室内空間を広く取れる配置に

小型化された電動パワートレーンや、薄型かつ大容量のバッテリー、モーターや制御機器などの高電圧部品がコンパクトにまとまるよう配置され、毎日の運転に十分な航続距離と広い室内空間を両立しています。

WLTCモードでは295kmの航続距離を達成する長持ちバッテリーに加え、充電を約4.5時間完了できる性能も両立しています。

急速充電では充電残量警告灯が点灯した時点から充電量80%までを約30分で充電できます。

バッテリー冷却・加温システムによって季節問わず航続距離・充電時間が安定するようになっています。

また、ディーラーオプションの「Honda Power Supply Connector(パワーサプライコネクター)」を使用すれば最大1,500Wまで出力することができます。

安価な時間帯に充電した電気をV2H機器を介して家庭で使用することもでき、非常時の電源としても活用することができます。

 


先進的な安全運転支援機能が標準装備に

Honda SENSINGがすべてのタイプに標準装備されています。

Hondaの軽自動車では初めて「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)」が搭載され、衝突事故の二次被害を軽減させるサポートを行う「衝突後ブレーキシステム」もN-VAN e:に続いて採用されています。

・衝突軽減ブレーキ<CMBS>

・先行車発進お知らせ機能

・歩行者事故低減ステアリング

・路外逸脱抑制機能

・標識認識機能

・渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール<ACC>

・車線維持支援システム<LKAS>

・トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)

・オートハイビーム

・誤発進抑制機能

・後方誤発進抑制機能

・近距離衝突軽減ブレーキ

・パーキングセンサーシステム(フロント/リア)

・急アクセル抑制機能

360度全方位の車両や歩行者、標識などを検知して死角をカバーし、衝突回避やドライバーの負荷軽減をサポートする機能が多く搭載されています。

 

スマホから操作できるサービスを利用可能

スマホから車両の状態をチェックできるコネクテッド技術「Honda CONNECT」が搭載されています。

Hondaの会員制サポートサービス「Honda Total Care(ホンダ トータル ケア)」では、スマホのアプリから充電量や航続距離、充電完了予定時間などを確認できたり、お出かけ前にバッテリーと車内温度を整えて出発後の電気を節約するタイマー設定ができます。

充電時の電流量を調整することもでき、電力会社との契約容量に合わせた設定を行うことができます。

さらに充電量の最大値を80~100%の間で設定することができ、これによってバッテリーの劣化を軽減させることができます。

AC外部給電器を使う際に設定した残充電量に達すると自動で給電をストップする「外部給電下限SOC(state of charge)設定」も行うことができます。

「EVカーナビ by NAVITIME」アプリにHonda IDを連携すると、充電スタンドや周囲情報を検索できたり、バッテリー残量の低下を予測したアプリから通知が来たり、可能な航続可能範囲を確認することができたり、ルート近くの充電スタンドの位置をナビへ転送して、長旅のサポートをしてくれます。

 

生活スタイルに合わせた2タイプ

グレード 特徴 価格(消費税込み)
e: G N-ONE e:のスタンダードタイプ。Bluetooth®対応オーディオを標準装備し、ディスプレイのないスッキリとした室内空間が特徴。ディーラーオプションで8インチのディスプレイを設定することも可能です。 2,699,400円
e: L e: Gをベースに9インチHonda CONNECT ディスプレイや14インチアルミホイール、本革巻ステアリングホイール、急速充電などが標準装備されている上級グレードです。 3,198,800円

保険料、税金(消費税を除く)、登録などに伴う諸費用は別途かかります。

e: Gはメーカーオプションで急速充電ポート(外部給電機能付き<高出力対応>)が設定可能となっています。

 

参考・画像引用サイト:N-ONE e: |軽自動車|Honda公式サイト

 

この記事は、VAHANAが運営する記事です。https://vahana.jp/