カスタムカーが車検に通らない理由とは?よくあるNG改造まとめ

車両情報 メンテナンス 豆知識
2026.10.31
カスタムカーが車検に通らない理由とは?よくあるNG改造まとめ

カスタムカーは、自分好みのスタイルや走行性能を追求できる魅力があります。

一方で、改造の内容によっては車検に通らない場合があるため注意しないといけません。

「車高を下げただけだから大丈夫」「社外パーツなら問題ない」と考えていても、保安基準に適合していなければ、車検時に整備や部品交換を求められる可能性があります。

特に注意したいのが、車高やタイヤ・ホイール、灯火類、マフラーなどに関するカスタムです。

ここでは、カスタムカーが車検に通らない主な理由と、よくあるNG改造について解説します。

カスタムカーが車検に通らないのはなぜ?

車検では、車が道路運送車両法などに基づく保安基準に適合しているか確認されます。

そのため、見た目がきれいに仕上がっているカスタムカーでも、保安基準に適合していなければ車検に通りません。

また、同じように見えるカスタムでも、車種や装着方法、パーツの仕様などによって判断が異なる場合があります。

「以前は車検に通ったから今回も大丈夫」とは限らない点にも注意が必要です。

改造を行う場合は、単に見た目だけで判断せず、装着するパーツが保安基準に適合しているか確認します。

車高を下げすぎている

カスタムカーで特に多いのが、車高を下げるローダウンです。

車高を低くするとスポーティーな印象になりますが、下げすぎると車検に影響する可能性があります。

最低地上高が基準を満たしていなければ、車検に通りません。

また、車高を極端に下げることで、走行時に車体や足回りが路面と接触する危険性も高くなります。

車高調のようなパーツを装着している場合は、車検前に現在の車高を確認しておきましょう。

ただし、最低地上高の測定には対象外となる部分と細かな規定があります。

そのため、単純に「地面から何cmあれば大丈夫」と判断するのではなく、専門店や車検を受ける整備工場に確認することをおすすめします。

タイヤやホイールが基準に適合していない

ホイール交換もカスタムの定番ですが、サイズや装着状態によっては車検に通らない場合があります。

特に注意したいのが、タイヤやホイールが車体からはみ出している状態です。

車体から大きくはみ出していると、他の車両や歩行者に危険を及ぼす可能性があります。

また、タイヤのロードインデックスや速度記号などが車両に適していない場合にも注意が必要です。

インチアップをする場合は、単純にホイールが装着できるかだけではなく、タイヤを含めた全体の仕様を確認しましょう。

フェンダーとの干渉やタイヤの摩耗なども、車検前にチェックしておくと良いです。

マフラーを交換している

社外マフラーも人気のカスタムパーツです。

排気音や見た目を変えられる一方、仕様によっては車検に通らないことがあります。

特に問題になりやすいのが、排気音が基準を超えているケースです。

また、車種や年式によって適用される基準が異なるため、「静かなマフラーだから大丈夫」とは一概にいえません。

車検対応品として販売されているマフラーでも、装着方法や車両の仕様などによって確認が必要です。

マフラーを交換する場合は、適合車種や認証・性能等確認の情報などを確認しておきましょう。

ライトやウインカーを変更している

ヘッドライト、テールランプ、ウインカーなどの灯火類も、カスタムによって車検に影響する部分です。

たとえば、ウインカーの色や取り付け位置、点滅状態などが基準に適合していない場合、車検に通らない可能性があります。

ヘッドライトについても、光軸がずれていたり、必要な光度を確保できていなかったりすると不合格になります。

社外LEDバルブに交換した場合は、取り付け後に光軸や照射状態を確認しておくことが必要です。

また、灯火類にスモークフィルムを施工すると、光の透過に影響する可能性があります。

見た目を重視してライトを加工する場合は、車検への影響を確認しましょう。

エアロパーツやボディ加工にも注意

エアロパーツはカスタムカーの外観を大きく変えられるパーツですが、装着状態によっては車検で問題になる場合があります。

たとえば、車体から大きく突出しているパーツや、鋭利な形状のパーツなどは注意が必要です。

また、バンパーやフェンダーなどを加工している場合は、車両の寸法や安全性に影響する可能性があります。

FRP製の大型エアロを装着している場合は、固定されているかも確認しておきましょう。

単純に「社外エアロだから車検に通らない」というわけではありませんが、形状や取り付け状態によって判断される点を覚えておくと良いです。

座席やシートベルトの変更にも注意

内装のカスタムでは、シート交換にも注意が必要です。

スポーツシートやバケットシートに交換する場合、シート本体だけでなくシートレールなどを含めた取り付け状態が重要になります。

また、乗車定員やシートベルトの状態などに影響する改造を行っている場合も確認が必要です。

特に後部座席を取り外している場合は、単なる内装カスタムとして考えず、車両の構造や乗車定員に関わる変更として確認する必要があります。

車検前にはカスタム内容を一つずつ確認する

カスタムカーを車検に通すためには、車高、タイヤ・ホイール、マフラー、灯火類、エアロパーツ、内装などを事前に確認することが必要です。

特に自分でパーツを交換した場合は、車検対応品かどうかだけでなく、実際の装着状態まで確認しましょう。

また、構造や寸法、乗車定員などに大きな変更がある場合は、通常の車検だけではなく、構造等変更検査の手続きが必要になるケースがあります。

判断が難しい場合は、車検を依頼する整備工場や運輸支局などに事前に相談するのがおすすめです。

カスタムカーは、保安基準を守りながら改造することで、車検とカスタムを両立できます。

車検直前になってパーツ交換や修理が必要にならないよう、普段から自分の車のカスタム内容と保安基準への適合状況を確認しておきましょう。

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