車を売りたい時、売却方法には「買取」と「下取り」の2つの方法があります。
どちらの選択肢が納得できる結果となるかは車の状態と情勢によって異なりますが、なるべく自身の納得のいく方法を選びたいですよね。
この記事では、車の売却方法の違いとメリット・デメリットについて解説します。
買取とは、中古車買取店や中古車販売店などに車を売却することです。
乗り換えるための車を購入せず、ただ車を買い取ってもらい現金を受け取るというシンプルな売買方法です。
査定額は中古車オークションの価格相場によって決まり、お互いに納得した価格に決まったら現金を受け取れます。
下取りとは、車の乗り換えを前提とした売却方法です。
ディーラーで新車の購入契約と同時に現在乗っている車両の下取り査定が行われ、下取り価格を新車購入の代金の一部に充当することができます。
新車購入と同じ店舗で車の売却も行える手軽さが大きな特徴です。
車が手元にない状況が生まれないため、安心した乗り換えが可能です。
ディーラーは新車販売が主な目的なので、買取価格が「買取」と比較すると低くなる傾向があります。
車両の価値が分かる「買取」のメリットは、いくつかあります。
下取りよりも売却価格が高くなる可能性が高いことが最大のメリットです。
中古車販売店や買取店は、中古車市場で価値が見込めるものは高値をつけます。
市場の需要を確保するため、業者側からぜひ買い取りたい!という車は相場よりも高値で買い取られることもあります。
また買取業者は、全国に展開した店舗や海外への輸出など、買取業者だからこそ繋がれる多様な販売先で、需要の高い販売先に高く販売できる手腕を持っているので、買取額も高く設定できます。
買取では車の売却のみを目的とするため、複数の買取業者に見積もりを依頼して自身で比較し、最も高く査定してくれる業者を選ぶことができます。
時間に余裕がある方向けにはなりますが、高価買取を実現したい場合であれば最も有効な手段です。
MOTAやカーセンサーなどの一括査定サービスを使えば、一度情報を入力するだけで10社や30社の査定をまとめて申し込むことができます。
あまり時間をかけずに効率的に探したい方におすすめのサービスです。
ライフスタイルが変わって車がいらなくなったり、引っ越しを転機に手放したくなったりと、いろんな理由で車の売却がしたい時に気軽に査定できます。
下取りは新車購入のついでに売却するため、買取で得たお金は新車購入に充当されますが、買取は売却金が手元に残ります。
自分のライフスタイルに合わせて売却できる自由度の高さが魅力の一つとなっています。
売却金は現金で受け取ることができます。
下取りでは新車購入時の充当にされることが多いですが、買取では現金で受け取るため自由な選択が可能です。
一方、デメリットとして手続きの手間がかかることや代車が用意されないことなどが挙げられます。
手続きは車の売却の契約手続きや書類の提出などが発生します。
複数の買取業者に査定を依頼する場合はさらにやり取りが増え、日程調整や立ち合い、価格交渉に時間が必要になります。
一括査定サービスを利用するとまとめて申し込むことができますが、同時に複数の業者から電話がかかってくることになります。
その対応に負担を感じる方も少なくなく、比較するためにも時間と労力が必要になってしまいます。
高価買取を期待して価格交渉を行う方も多く、双方が納得するまでに時間がかかることも手続きが長くなる原因の一つと言えるでしょう。
下取りとは違い、多くの買取業者では代車の貸し出しサービスは行っていません。
もし乗り換え予定の車が納品されるまで車が必要な場合、自身で確保する必要があります。
レンタカーを借りるか、公共交通機関を利用するなどの方法を取ることになるかと思います。
日々の買い物や通勤など日常的に車を利用している方は、特に大きなデメリットとなります。
購入と売却がセットになっている下取りではなく、売却のみを販売店・買取店に査定するため次の車の納車とタイミングを合わせることが難しくなります。
車の売却のみであれば問題ありませんが、もし納車の方が早い場合駐車スペースが2台分必要になり、逆に納車が遅い場合は車がない生活を強いられることになります。
人気な車両では、納車が数カ月遅れることもありますので車を売却するタイミングを計画的に進める必要があります。
下取りのメリットは手続きと乗り換えが簡単に済むことです。
新車購入と同時に売却も行えるので、同じディーラーで手続きが済むことができます。
別の場所に車を渡して、また別の場所で納車の手続きを…と忙しくなることもないでしょう。
手間が少なく、持ち込む必要もないので時間を取らないこともメリットです。
今まで乗っていた車から新車の納車までタイミングをぴったり合わせられるので、スムーズに納車できるのも魅力です。
納車の日まで今の車を乗り続けられるので、車がなくて困る日も慣れない代車を使う日もありません。
下取りでは、クラシックカーや走行距離が長い車、あまり人気がない車でもある程度の価値をつけてもらえる可能性があります。
ディーラーはあくまで新車販売がメインの事業なので、車の売却はサービスの一つとして提供されているからです。
新車を買ってくれたら今乗っている車も下取りしますよ!というサービスなので、価値がほとんどない状態であっても査定額はつけてくれるのです。
中古車市場での価値がなく、「買取」で値段がつかなかった車でも「下取り」であれば数万円になる場合もあります。
逆に、デメリットとしては査定価格や新車購入が前提にあることなどが挙げられます。
査定価格については買取の方が良い結果を得られることもあります。
下取りは、買取店と比べて査定額が低くなる傾向があります。
ディーラーの販売ルートは主に自社系列の中古車販売店に流すか、業者専門のオートオークションに出品しています。
買取店のように多数の販売ルートがないため、需要の高い車種が限られています。
査定が原点方式であることも査定額が低いことの理由の一つです。
中古市場ではカスタムやオプションによって価値が変動しますが、ディーラーではあまり評価されないことがあります。
下取りはあくまで新車購入に付随する買取サービスなので、車だけ売却はできません。
購入ありきのサービスのため、売却だけしたい方にはおすすめできません。

買取は、少しでも高く買い取ってほしい時や車の売却のみ行いたい時にオススメです。
下取りでは新車購入も必須になるので、売却だけの場合は買取一択となります。
買取額にこだわりたい場合も、査定サービスを利用して複数の業者に査定を申し込んで比較して最も高い業者を選ぶことができます。
中古車市場で価値の高い車種やオプションがついているなら、買取業者は価値を正しく評価して査定額を提示してくれます。
価値を正当に評価してほしい方には買取がオススメです。
下取りは、とにかく手間をかけずに車を乗り換えたい時にオススメで、特に値段がつきにくい車から乗り換える時にはよりオススメです。
次の納車まで空白期間を作りたくない人や、年式の古い車、走行距離が長い車に乗っている方は新車購入のコストを抑えることができます。
またディーラーとの信頼関係がある場合は、査定額の相談や安心した取引が行えるでしょう。
査定前に売却予定の車の買取相場を知っておくと、値段交渉で判断しやすくなります。
買取と下取りで迷っている方は、必ず複数の事業を検討しておくと後悔の少ない選択を取れるでしょう。
この記事は、VAHANAが運営する記事です。https://vahana.jp/
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