エアコンが臭い?原因と対処法についてご紹介!

メンテナンス 豆知識
2025.08.27
エアコンが臭い?原因と対処法についてご紹介!

車内がなんか臭い…と思ったら、それはもしかしたらエアコンが原因かもしれません。

ずっと不快な匂いがする中でドライブするのはなかなかの苦行…。

臭いが体調に悪影響を与えてしまう可能性もあるので、エアコンはなるべく綺麗にしておきたい部分です。

しかし、自分でエアコンの中を掃除できるの?と思われる方もいるのではないでしょうか?

今回はクルマのエアコンの臭いとその原因、対処法や予防のための対策をご紹介します!

 

臭いの原因は?

臭いの原因は、湿気やこもった空気によるカビ汚れです。

高温多湿な日本ではカビや菌の繁殖が起こりやすく、エアコン内で結露が発生して、排出されず内部に溜まってしまった水分がカビの繁殖地になってしまいます。

特にエバポレーターという冷たい水を作り出す部分には結露ができやすく、濡れた状態が続きやすいです。

そのため、カビも繁殖しやすい環境になっているエアコン内部は定期的にメンテナンスが必要です。

また、ほこりがエアコン内に入り込み、エアコンガスフィルター付近にそのまま汚れがたまったり、死骸となって臭いを発生させている可能性もあります。

ほかにも、タバコの臭いやペットの臭いがエアコンによって拡散され、悪臭の原因の一つとなっていることも。

 

 

すぐにできる対処法

1.市販のカーエアコン用の消臭スプレーを使う

消臭スプレーをエアコンの吹き出し口にノズルを差し込んでスプレーし、エアコンをつけたまま換気を行います。

手軽に対処することができ、商品によってはカビ防止剤が含まれているものもあるので、予防策としてもおすすめです。

しかしあくまで消臭スプレーですので、一時的な対策であることはご留意ください。

2.外気の取り入れ口近くを掃除する

取り入れ口近くに汚れがついていることが原因の場合もあります。

汚れをしっかりと拭き取り、できるだけ清潔な空気を取り入れるようにしましょう。

取り入れ口はフロントガラスのワイパー近くについている場合が多いです。

 

カビや菌を防ぐには?

1.定期的にエアコンフィルターを交換する

エアコンフィルターにはさまざまな汚れが付着しやすいため、臭いの原因にもなりやすいです。

メーカーや車種にもよりますが、1年に1回、1万km毎に交換がおすすめです。

2.季節問わずエアコンを使用する

月に1回はエアコンを稼働させておくと、エアコン内部や車内の湿度を下げられるのでカビや雑菌の繁殖の防止になります。

エアコンを使用しない時期ほど、排出されない水が残ったままになりやすいので繁殖しやすくなっています。

エアコンを使用した後に必ず送風を15分ほど行い、乾燥させることもおすすめです。

定期的にエアコンを稼働させ、内部の水分を排出してカビを防止しましょう。

3.車内を清潔にする

車内の汚れもカビや雑菌の繁殖の原因になりやすいので、掃除機をかけたりシートやカーペットを洗って、なるべく定期的に清掃を行いましょう。

また、タバコなどの臭いをこもらせないよう車内の換気も行っておくと、臭いを防止できます。

 

 

どうしても臭いが取れなかったら

プロの洗浄業者に頼みましょう。

専門業者に任せれば、クルマに使用できる強力洗剤や高圧洗浄機を使ってキレイに洗ってもらえます。

エアコンの臭いをしっかりと断ち切りたい方は、プロの洗浄業者に頼むことをおすすめします。

 

車内が清潔だと、居心地の良い空間で楽しいドライブができます。

定期的にメンテナンスと心がけで快適な車内空間をキープしましょうね。

 

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